studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

平日の夕方、竣工して5年になる松本市の住宅にお邪魔しました。家を計画当時は子供は男の子ひとりでまだ言葉も出ない頃、父の顔真似をして「変がお」する度に面白くて可愛くて更に「変がお」を教えこんだお父さんにも笑わせてもらっていたのでした。

あれから5年。
今では写真のように2歳になる男の子もいて、そして来月もう一人出産予定で5人家族になるそうです。

野球が好きな父は当然ですが子供達にも野球を教え、ご近所とも付き合いも上手で幸せそのものの家族でした。父がエライところは子供達と真剣に向き合いながらキチンと教えているところ、怒る時も笑う時も感情を高ぶらせずとても逞しいところです。
その父の横で母はいつも笑っているのです。

住宅は32坪の床面積で子供室は6畳間のフリースペース決して広くはないですが「子供が3人になって部屋が欲しくなったら俺がデッキで寝るよ!(爆)ガハハ」と笑うその笑顔にガビーンと心がやられました。

真面目な話、女の子が生まれたら3畳ずつ仕切り男の子だったら3人相部屋で、中学生になったら畳コーナーを勉強部屋に、と可変性のある家と暮らしを楽しむ家族であればこの広さで充分というものです。