ニュートラルな視点で

空間は時間の流れと共に構成されている。
街歩きをしてみると大火、廃仏希釈など時代ごとの情勢の流れに沿って時系列に街は
創られていることが解ります。
今までの考えだとその異なるレイヤーを同じ時代のレイヤーに置き換えて構成する手法が多い気がしますが主体となるいくつかの時系列に建物などを分類しレイヤー分けをした方が綺麗な街になるんじゃないかと感じる時があります。

それと同じで住宅も一つの時系列に捉われずニュートラルな
感覚で構成していく建築家が増えている気がします。
時にハード、時にソフトであったり少しぶれることはありますが
いつも自由な発想で建物を創っていけたらと思っています。