studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

補助金など

エコカー減税を「申請したのに予算満額で頂けず」不公平との声があるそうですが住宅の世界では以前からそんな思いを感じることがありました。

例えばエコキュートの補助金などは春から始まり秋には一杯になってしまうため苦労したのがその例でした。4万円の補助金ですが家を建てる人にとっては大切なお金です。

今、補助金と言えば長期優良住宅、信州環の住まい、太陽光発電、薪ストーブ、エコポイントといろいろとありますが、いずれも予算の枠組みがあり「補助金を間違いなく得ることが出来ます」という確約は出来ません。
補助金は「役所の仕事次第」ということで「年度末内」が締め切りになり竣工の時期を補助金申請にあわせて考えなければならないこともあります。

秋になり来年の計画が進み始め、最近は「秋着工よりも春着工が補助金申請を考えているのなら確実性が高まります」というお話をしています。
先週は「御実家のお隣に」という計画の相談に見えた若い御夫婦に今からの計画ならば来年の春、6月か7月着工が一番良いですよ。とお伝えしました。Aspectusのオープンハウスから今回は二度目のお話でしたがとても楽しみな計画です。

CASBEEの講習会で講師の方が言っていましたが今年と来年は住宅を建てるのにとても大きな優遇措置があり今までは確実なことはいえませんでしたが、今は私達も実感として「とても有利な時期」と言えます。