蓼科の家 感慨
スタジオアウラにとって2005年は独立したばかりで
ホームページにも物件がありませんでした。
事務所は松本市開智に古い一軒家を借りて
居間で仕事をしていました。
と言っても形になるか解らないアイデアコンペ案や空想を
描いていただけでしたけど・・
まだハウスコンペも知らなかったその頃、蓼科の家のお施主さんは初めて事務所に
来て下さったのはとても暑い夏のことでした。
当時ブログには掲載する現場が無かったので住宅には関係が無いことばかり
書き時々愚痴っぽくなったりで。
それでも私達を選んでくださったことは本当に不思議な気持ちがしました。
初めて、松本までお越し頂いた時には
舞い上がるほど嬉しくて2010年という計画をずっとずっと先の夢の様に
感じ心に描き心待ちにしてたんです。
紆余曲折もあったけれどその間に良い施主さん達に恵まれて
2005年には遙かに遠い話だと思っていた2010年の計画が
着工を迎えるにあたり本当に感慨深いです。
全ての施主さんに感謝しています。