studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

照明ショップアウラ・・・?


金沢のSHOPからDenmarkの照明器具が塩尻市アウラにやってきた。照明器具は通常、カタログで選んだりショールームで見たりしてそれぞれ決定していきますが照明器具は実際に光を見るまでは空間の中でどういう見え方をするのか解りません。一目惚れした照明器具をいくつか前もって購入してみました。
光の重なりからいろいろなインスピュレーションが沸いてきそうな予感です。

この美しさ ほれぼれします。
Poul Henningsen (Louis Poulsen)/ Denmarkの定番の照明器具 PH4-whiteです。
ユーズドとは思えないコンディションの良さです。間接照明も良いですけど照明器具の形と素材の美しさを堪能するっていう使い方もまた良しです。
省エネで蛍光灯型ランプが優遇され白熱灯がワルイと見られる時代になってしまいましたが使う場所、使用頻度によってそれぞれ蛍光灯と白熱灯の性質を見極め使い分けるのが最良の方法だと思います。
(社)建築学会編の本です。

用途別でエネルギーの使われ方、地域別など細かな調査によってまとめられている本です。
※「これによると一般にはリバウンド効果と称されるが高断熱・高気密の住宅では、より長時間、より多くの部屋で、より暖かい室温で暖房される傾向があると報告されている。
ハードのみならずライフスタイル・住まい方の見直しといったソフト面での対応が実行されなければエネルギー消費削減効果は困難である」※省エネ住宅とスマートライフでストップ地球温暖化より

いろいろとお話を伺うと住む人の生活もそれぞれで光熱費もそれぞれ家族数は同じでも家庭により2倍も差があるということは良くある話です。これは暖房の効率、住宅の性能だけの話ではなくどんなライフスタイルかによって大きく違いがあるわけです。

また違う視点からすると住宅の性能を向上させることで健康上の問題(子供達の低体温化)も出てきています。戦前生まれの人の体温は36.8℃くらいが平熱でしたが現代人は平熱が35.5℃なんて話も良く聞きますが暖めれば暖めるほど寒がる、すなわち低体温化してしまう・・これは問題ですね。

省エネルギーも健康問題も心がけ次第、省エネ家電を買ったからとついその気になり生活の見直しもしなければ省エネ効果ゼロということにも成りかねないのが結論・・性能の良いものを手に入れてもそれぞれの暮らし方にいつも工夫と気配りを忘れないことが大切なのです。

アウラ貸本屋 始めました(笑)希望の本があれば貸し出し出来ますのでお気軽に連絡ください。