studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

今日は区民運動会

青空の下、運動会があったのでご近所さんと参加しました。
思いがけず楽しかったです。お隣のTさんのご主人の走りっぷりに惚れました!
私たちは仲良く手をつないでゴールしたのが恥ずかしかった・・



その後慰労会に参加したかったのですが・・ぐっとこらえてYさんのオープンハウスを見させて頂きました。本当にいつもありがとうございます。

夕刻から時間が間に合ったのでまつもと市民芸術館で「ウルファウスト」を鑑賞しいつものようにガルガでお茶。このガルガ狭いのに居心地の良い場所なのです。

「ウルファウスト」はまだまだ進行形。でも随所に串田さん独自の演出があり楽しめました。
これからの進化が楽しみな劇です。

ファウスト」とはドイツに実在した人物だったみたいですね。肩書きは医者、錬金術師、占い師である街で実験中に爆死したことで物語の題材として扱われることも多く、かの有名なゲーテも一生をかけて戯曲を書き上げたと串田さんの解説に出ておりました。

 今回の劇ではファウストが悪魔に魂を売り欲しいものを全て手に入れる様子が描かれているのですが魔女狩りも行われていた時代に欲した全ての物を私たちは既に手に入れているのではないかという解説でした。

言い換えればその代償として既に悪魔に魂を売ってしまった人間達が現代人なのかもしれないですね。
小さな劇場でお芝居を観ることはその世界に引き込まれ非日常を感じる一時であるのですが、その人の表現を直に見つめることが出来る貴重な場所です。そして串田さんの表現のいちファンの私です。

フィレンツェで見た様な壮大な舞台の壮大な話よりも小さな劇場の小さな劇がとても好きです。



昨日 軽井沢に行く前にこの本で勉強してました。そういえば・・作品集も欲しいです。