studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

7月着工する松本市に建築予定の家です。いえの名前についてとても悩みましたが今朝漸く決まりました!!
家の名前をつけることはとても大切なことなのです。一昨年のこと「光の舞う家」のとうとさんに言われました。「家の名前をまずつけましょう!そうしたら同じ目標に向かって意思統一しながら進むことが出来ると思いますよ」さすがは某企業のプロジェクトリーダー的言葉に身が引き締まりました。

実際そうだよね〜と感じることが多くあります。
今までの家の名前は直感的につけたのに割と建物や家族を象徴的に表していて私たちもとても気に入っているのです。

最初は睡蓮の花を育てているのでLotos-houseにと考えましたが「蓮はLotosでも睡蓮は少し違う花なんですよね〜」と。そうでした(冷汗)


道路側は一層そして中庭を回廊で繋いでリビングとダイニング。Oさんとの出逢いは土地の選定から始まりました。東に開いている敷地形状ゆえに中庭と回廊が有効で外を内に取り込んで行くことが有効な構成を創ることが出来ました。松本市和田の大きな分譲地内でも一番良い場所の選定だったと感じています(様々な観点から)

オープンハウス予定しています(ハンドベルの演奏付?)今から楽しみです。

施主のOさんご夫妻から提案されたのが「この家は黒と白、そして一層と二層でコントラストがあると思うんですよね。だからハーモニーとかコントラストとかっていうのがどうかと思うんです」という事でした→わわ。かなり真剣に考えてくれています・・うれしい。
そう言われてみればここに住む二人からもそういう雰囲気がします。似たもの夫婦は少なくてむしろ正反対の夫婦が多い様な気がしますけど正にその通り。

だからイタリア語でハーモニーを現す「Armonia(優しき調和」という名前にしました。
この言葉は更にVivere buon 〜 で仲良く暮らすという意味もあり新婚の二人にぴったりです!着工直前にいえの名前も決まりようやく安心しました。こうして意思統一が出来て同じ目標に真っ直ぐ進んでいくことが出来るわけですね〜