studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

エネルギー

友人からもらったメールによれば
「日本には55機原発があって今ほとんど稼動しているが
石川県の志賀町にある志賀原発だけが二機とも地震が来る前に止まっていた。

志賀原発1号機の設置許可を88年に得る前に、周辺海域を調査今回の震源周辺で、活断層4本を見つけていて
マグニチュード(M)6.1〜6.6の地震を起こすと想定してた。
この活断層と今回の地震との関係は不明。しかし今回はM6.9の地震が発生した」ということだ。

奇跡的に原発が止まっていたお陰で原発がらみの災害は今回起こらなかったことにほっとしながらも、日本のエネルギー問題について考えさせられた。おそらく2010年頃にはエネルギー問題で世界が混乱する。中国の輸入量が格段に増え資源が枯渇に近づくからだ。

私たちが出来ることはなるべく自然エネルギーを活用し、最小限のエネルギーで生活することを優先する。ということだ。

日本のエネルギー需要に占める家庭用電気の使用量は全体の8分の1。そしてCO2排出量も情報開示された上位167事業所で日本全体の1/2を占める。日本の電力の価格は家庭用は使うほど高くなり一方産業用は使うほど安くなることが矛盾している。

一方、家庭用のエネルギーの大きな消費の2大要素はガソリンと電気が大部分を占める。
家庭で使う部分でまず出来ることは待機電力の消費を抑えることだ。それは分電盤などちょこっと工夫できる。私たちが小さな努力をすることの効果は数値に。ということではなく、その気持ちと試行錯誤がもたらす結果が大切だと思う。そして無暖房に近い住宅の実現性について考えている。

あとは数年後には15万キロも走ってくれている愛車とお別れしていよいよハイブリットカー導入か?